3,000万～7,000万までの戸建ての固定資産税をシミュレーション

「自分で固定資産税の計算を行うのは面倒」という方もいらっしゃるでしょう。今回は、固定資産税額がいくらかかるのかその目安をシミュレーションしてご紹介します。

一戸建て住宅の固定資産税をシミュレーション

固定資産税は、固定資産税評価額を計算しなければ正確に算出することはできません。しかし、これから新しく家を購入しようとしている家にどのくらいの固定資産税がかかるか、目安として知りたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、購入価格3,000万円から7,000万円の戸建て住宅の固定資産税を概算します。

シミュレーションの方法

固定資産税を計算するには、土地と家屋それぞれの固定資産税評価額の算定が必要です。
固定資産税評価額は、総務省の固定資産評価基準に基づき各自治体の調査で最終的に決定するものですが、それぞれに目安はあります。
土地の場合は、公示価格（取引価格の指標となる価格）の7割、そして建物の場合、再建築価格の5割～7割が、固定資産税評価額の目安です。
したがって、本シミュレーションでは、固定資産税評価額を
・土地　購入価格の7割
・建物　購入価格の5割
で計算します。
なお土地は共通事項として、面積は200㎡（小規模住宅用地の適用が可能）、土地と建物の価格は便宜上1：2で計算、建物は床面積120㎡、180㎡、240㎡の3パターンで計算します。

シミュレーション結果